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ひとりで生きられないのも芸のうち

今、「ひとりで生きられないのも芸のうち」内田樹(うちだたつる)著を読んでいます。
人間は一人では生きられないと一般的に言われていることに対して、あえて逆の言い回しを使った書名になっていますが、内容は何でも人の逆が良いという内容ではなく、例えば、モンスターズペアレンツ達の言うわけのわからない言い分に対し、そんなの明らかに違うだろという突込みをユーモアを交えて入れていくような文章になっています。
私のツボにはまったお話の概要を1つ引用させて頂きます。

女性が男を篭絡するコツは、概ね「才能」のひとことである。「あなたには才能があるわ。他の人には見えてなくても、私にはわかるの」これで80%の男は落ちる。残りの20%は「自分には才能がないはずなので、この女は嘘をついている」と考える男性か、「自分には才能がありすぎるために世間になじまないのであって、こんな女にそれがわかるはずがない」と考える男性だということ。
「才能」で落ちない男も「ルックス」についての賞賛で落ちる。世の男は、「こういう顔が好き」という女性がいるという儚い希望を持っているため、「才能への賞賛」で落ちなかった男も「ルックスの賞賛」で落ちることになる。

いい所ついてるなあと、この方のセンスに脱帽しました。
私がこの書籍にどのように巡り合ったかと申しますと、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」に勝海舟として出演予定の武田鉄矢氏が著書「私塾・坂本竜馬」(小学館)の中でこの本を引用して、竜馬について語っている部分が多数あり、興味を持った訳です。「私塾・坂本竜馬」につきましては、また別の機会に語ることにします。
御一読あれ。



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