「MIX」に上杉達也登場

「MIX」に上杉達也登場と言っても、大人になった上杉達也が登場するわけではありません。
ちょっと残念。

1981~86年に週刊少年サンデーで連載された、あだち充先生の超名作漫画「タッチ」の中で描かれることのなかった、主人公 上杉達也の甲子園決勝での快投という幻のシーンが、ゲッサンに連載中の同作の約30年後を舞台にしたマンガ「MIX」にて描かれたということです。(ゲッサン2017年4月号)

本日3月11日発売の「ゲッサン」4月号に掲載された第59話「似てると思わないか?」では、立花兄弟の弟、投馬が「明青学園優勝決定試合」のビデオテープを再生し、圧巻の投球を見ているシーンが描かれています。

兄弟の父親がビデオを見ている時にテープが切れて大騒ぎしているが、妹の音美が既にDVDにダビングしてあったというお決まりの落ちがありますが、マンガの最後のページには「目に焼き付いている。上杉達也の伝説の投球・・・」と煽り文句が書かれています。

あだち充先生の漫画を読んでいて感じるのは、ストーリー、キャラクター、デッサン力が優れているのは勿論なのですが、最近の漫画の様にやたらに描き込みをせず、すっきりと仕上げていることが今だに人気を保っている秘密だと感じます。引き算の達人といったところでしょうか。

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