東電社長に規制委が苦言

東京電力 柏崎刈羽原発の免震重要棟の耐震性不足を把握しながら報告せず についての続報です。

                                                                   
2017年2月28日、東京電力が柏崎刈羽原発にある建物の耐震性不足を公表していなかった件で、原子力規制委員会は広瀬社長を呼び、「深刻に反省してほしい」と、苦言を呈しました。

東京電力は、再稼働を目指す柏崎刈羽原発で事故対応の拠点となる「免震重要棟」が「想定される全ての地震に耐えられない」という解析結果を2014年に得ていたにもかかわらず、2月まで原子力規制委員会などに報告していませんでした。

規制委員会は28日、東京電力の広瀬社長を呼び、「審査以前の姿勢の問題」などと厳しく指摘し、柏崎刈羽原発の再稼働へ向けた審査では申請書を出し直すよう求めました。

 「審査の前提となる審査内容に疑義を抱かざるを得ない事態。総点検して、もう一度、きちんと信頼できるものを出していただきたい」(原子力規制委員会 田中俊一委員長) 免震重要棟について東京電力は、当初の計画を変更して事故対応の拠点に使わないことにしたようです。

隠蔽が1つ見つかれば、他にもたくさん隠れていそうですよね。
企業体質を改善して、信頼関係を築けるようにして欲しいですね。

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